高周波熱凝固術(RF)
高周波熱凝固術
RF:radiofrequency ablation
脳の深部に電極を入れて先端の温度を上げ、小さく熱凝固を行うことで、本態性振戦、パーキンソン病、ジストニアといった不随意運動などの症状を改善させる治療です。手術中、電極を通して試験刺激を行い、有効性や安全性を確認します。


RFの長所
- 身体に電極や導線といった人工物を残しません。
- 何回でも保険適用され、片側を治療した後、反対側を治療したい時などにも対応できます。高額療養費制度もご利用可能です。
RFの短所
- 髪の毛に隠れる場所に数cm皮膚切開し、頭の骨に直径1cmほどの小さな穴を開けます(専用のフタをします)。
※無剃毛で手術を行います。 - 一度の手術では、左右片側の症状に対してのみの治療となります。左右両側に症状がある場合は、間隔をあけて片側ずつ治療を行います。